いつの間にか惹きこまれていた『ストロベリーショートケイクス』
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作成日時 : 2006/12/12 17:50
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その日観ようと思った映画の中では2番目の候補だった『ストロベリーショートケイクス』。第1候補が時間が合わなくて、この映画にした。あまり予備知識もなく、もちろん原作の漫画も読んだことがなく観た。
はじめは、ちょっと退屈かな、と思いつつもすぐに目が離せなくなってしまった。4人の女性の苦しさ、つらさが伝わってきた。中村優子さん演ずる「秋代」の、菊池(安藤政信さん)への思いや、岩瀬塔子さん(この人は漫画の原作者らしい)演ずる「塔子」のイラストに対する思い、自分に対する誇りなどひしひしと伝わってきた。
映画の中ではあまり重要なポジジョンではないのかもしれないけれど、中越典子さん演ずる、結婚のために男に媚を売るように生き、それが同性からも嫌われていることを知りながら、そうせずにはいられない「ちひろ」という女性ののつらさがいちばん強く感じられた。(ほかの女性は何か誇りを持っているような気がしたから。)
観てよかった。
しかし、池脇千鶴さんは、『ジョゼと虎と魚たち』のころから、何か見ていて痛々しい感じがぬぐいきれなくなってしまった。中越典子さんも、きれいな人だと思うのに、なにか、軽めの、考えの浅いOLの役が増えてきているような気がする。この二人にはちょっと残念な気がしてならない。
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